明細書に次回返済日がしっかりと公示される現在、言い訳は通用しなくなってきている。おのずと返済のために来店する利用者が同一日に集中してしまうので、店側としても店頭の混雑緩和を考慮が必要となってきた。返済による来店者の分散化を狙い、1か月プラス数日間の猶予を設けた。そこで、何日ぐらい猶予を設けようかということも考えなければならず、その根底として以下の考え方が持ち上がった。当時は土日曜日にしか来店できないお客さんが多かった(平日日中はタネ銭稼ぎだ。)ので、「給料日の周期(30日)でつぎに来る土日までの日数(月〜金の5日間)」を猶予として設定。この2点をベースにして「35日」を設定したといわれている。ちなみに業界では「5週間後の同曜日」という捉え方をするのである。
問題になるのが、年収がどのくらいかということだ。一般に、年収の35パーセント以内が無理のない返済額とされている。その返済額で完済できる金額ならば、妥当な融資額といえる。次に、勤続年数がチェックされる。3年以上勤務なら合格ラインだ。どんな会社に勤務しているかも重要である。上場企業や公務員なら信用度も評価も高いが、中小企業になると評価が低くなりがちだ。また、正社員なのか、契約社員なのか、経営者か、自営業者かなどによっても評価が分かれる。評価が高いのは正社員となる。もっとも以前に比べると、雇用形態が多様化してきたので、契約社員や派遣社員への評価も厳しくなくなってきたといわれている。年齢や健康状態も審査の対象となる。一般に、借り入れは60歳未満、完済する年齢は80歳までが基準となる。融資を受ける者は団体信用生命保険に加入する必要があるため、5年以内に大病をしているとむずかしい場合がある。そのほか、自動車やそのほかの高額商品などのローンが残っている場合や、消費者金融などからの借り入れがある場合、クレジットの残高が多い場合などは、審査が厳しくなる。さらに、過去に消費者金融やクレジットなどの支払いの延滞があった場合、おおよそ5年間はマイナス評価の対象になりやすい。というわけで、融資を受けるのはなかなか大変だということがいえるだろう。
アマゾンをはじめとする熱帯林は、樹木の光合成によって大量の二酸化炭素を吸収し、酸素を排出してくれるので、「地球の緑の肺」と呼ばれている。そのいっぽうで、アマゾンは巨大な時限爆弾だという指摘もある。アマゾン一帯の樹木には約1000億トンもの炭素が蓄えられている。アマゾンの森林の生態がもし崩壊すると、光合成による二酸化炭素の吸収がなくなってしまう。すると、木に蓄積した炭素が年間35億〜50億トンも大気中に放出され、世界有数の温室効果ガス排出地域になってしまう。このまま何も手を打たなければ、今世紀末にはその危機に直面するのだ。このアマゾン破壊が顕著になったきっかけは、やはり経済に絡んだ事件だった。1982年、ブラジルは債務返済のために南部の土地から小規模農家を追い出し、大規模農家に大豆を栽培させた。世界銀行もまた、幹線道路の舗装事業に融資して都市の人々をアマゾンに入植させた。土地を追われた農民や都市の貧困層は、アマゾンの奥地で土地を切り開いた。熱帯林を伐採して農作物を栽培し、大規模な牧場をつくる者もいた。熱帯林を焼き払って牧場をつくったため、山火事もひんぱんに起こった。もしブラジルが債務危機に瀕していなかったら、また、環境を無視して経済を優先させなかったなら、アマゾンの熱帯林は破壊されずにすんでいたかもしれないのだ。目先の利益のために森林を破壊してしまったため、干ばつや洪水などを引き起こし、農作物を全滅させ、飢餓や貧困を生む原因となっているのである。
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