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赤本を志望校絞り込みの判断材料に

赤本を志望校絞り込みの判断材料にするときは、入試本番と同じ条件を課して、問題と取り組むことが必要です。その上で、答え合わせした結果、科目ごとに七割くらい正解しているか。そこまでチェックしないと、赤本を参考にしても意味がありません。さらにいえば、その年の設問が、たまたま自分の得意な分野だったという場合もありますから、最低でも過去三年分の問題を解いて、その平均値を見る必要があります。自分の実力が合格圏に入っていると判断できれば、いわゆる「すべり止め校」として押さえ、さらに上のレベルを目指して努力を継続していくべきです。結論を言えば、志望校の最終決定は、一通りの受験勉強を終え、自分なりに実力が固まった十二月か一月初旬になります。

保護者の面接

お子さんは清潔感のある服、お母さんは手持ちの落ち着いたスーツで十分です。アクセサリーも華美なものは身に着けないようにした方がいいでしょう。学校が手間をかけてまで面接をする理由は、学校のことをきちんと理解して入ってきてほしいからです。合格の可能性だけで選んで、入学後に「こんなはずではなかった」と、他校に転出するケースが起きてほしくないからなのです。そのためには、説明会などで学校の話をきちんと聞き、この学校は何を大切にしているか、理解することが大事です。よく志望理由に「学校を訪問したとき、在校生がとても明るく素直だったので、うちの子にもこんな風になってほしいと思いました」ということを書く保護者がいます。が、これはどこにでも当てはまること。その学校の教育方針を理解していることにならないので、注意しましょう。保護者の面接は、子どもと別に行う学校もあれば、同伴で行う学校もあります。

辞書の生命は10年

お父さんお母さんが子どものころ(小学校、中学校または高校)に使った古い辞典をわが子に与えている場合について考えてみましょう。お父さんお母さんが小学生や中学生(学生時代)のときに使った辞書がとてもよいものなら、子どもにも昔使っていたのと同じものを与えてやりたくなるものです。または、まだ新しい辞書を与えるには早いので、お兄さんやお姉さんが使ったものを与えている家庭もあると思います。しかし辞書は、子ども専用のものを1冊用意してあげてほしいのです。お父さんお母さんが昔使っていた辞書は古くて今の子どもには使えないものがほとんどなのです。「辞書の生命は10年」とよくいわれています。それは新しいことばが次々に生まれてくるということだけではなく、学習辞典などは国語辞典にしても、10年たつとかなり工夫されたよいものが出てくるからです。さらに文部省で定める、小・中学生が習う漢字、すなわち常用漢字が現在と25年前とでは違いますし、漢字の送り仮名も違うものがかなりあります(これからも変わる可能性があります)。現在の小・中学生の教科書では、次のことばの送り仮名はどちらが正しいかをちょっと考えてみてください。?から?まですべて下のほうが現在教科書や新聞で使われている送り仮名です。お父さんお母さんは、上に書いた送り仮名で習っていますから、当然25年以上前の辞典は上のほうの送り仮名になっています。特に国語辞典(漢和を含む)は、古いものを現在の子どもたちに与えると混乱してしまいますから、ぜひ新しいものを買い与えてほしいと思います。